どうも、元ダメSEです。
今回は作業効率化のお話しです。
お客様から事務所から離れた場所にあるパソコンを自分の席から操作したいという
お問い合わせを頂く事が多いので、リモートデスクトップのやり方について書いて行き
たいと思います。
リモートデスクトップとは?
リモートデスクトップの説明はこちらに詳しく書いてありますので、そちらを参照して
下さい。
簡単に言うと、自分のパソコンから別のパソコンを遠隔操作する事です。
リモートデスクトップのやり方
やり方は簡単です。特に何も必要になるものはありません。
まず、自分のパソコンから操作したいパソコンで設定を行います。
リモートデスクトップの操作を受けれるように設定します。
※Windows10を例にしますが、Windows7でもWindows8でも設定内容は同じです。
※OSは基本的にProfessional以上での機能になります。
PCを右クリック⇒プロパティをクリックします。
システムの詳細設定をクリックします。
システムのプロパティ画面の「リモート」タブをクリックします。
リモートデスクトップ欄の「このコンピューターへのリモート接続を許可する(L)」を
選択します。
次にパスワード設定します。
リモートデスクトップを行う場合、接続される側のパソコンに
パスワードを設定する必要があります。
設定し忘れてハマることが多いので注意して下さい。
(僕は3回くらいハマりました)
パスワード設定方法
PC右クリック⇒管理をクリックします。
開いてきた「コンピュータの管理」画面の「ローカルユーザーとグループ」⇒「ユーザー」を選択します。
現在使用中のユーザー右クリック⇒パスワードの設定をクリックします。
パスワード設定します。
これでパスワードが設定されます。
これで操作したいパソコン側の設定は終わりです。
次に操作する側の(自分の)パソコンで操作をします。
リモートデスクトップ起動方法
リモートデスクトップの起動には2種類方法があります。
「スタート」⇒「Windows アクセサリ」⇒「リモートデスクトップ接続」
※Windows10の場合
から起動する方法と、
「ファイル名を指定して実行」から起動する方法です。
「ファイル名を指定して実行」する方法は、「Windowsキー」+「Rキー」で画面を
表示し「mstsc」と入力する事でリモートデスクトップ画面を起動する事ができます。
リモートデスクトップ接続画面が起動します。
この起動方法を覚えておくと、
「お、この人パソコンに詳しそうだな。」
と思ってもらえるかもしれませんので、ぜひ覚えて下さい(笑)
後は、起動した画面の「コンピューター(C)」の部分に接続したいパソコンの
パソコン名又は、IPアドレスを入力して「接続(N)」ボタンをクリックする事で接続
しに行きます。
※VPN接続している時に、VPN接続先のパソコンにリモートデスクトップ接続する
場合はパソコン名では接続できませんので注意して下さい。
その際にユーザーとパスワードを聞いてきますので、接続先のパソコンの情報を入力
して下さい。
注意点
リモートデスクトップは便利ですが、パソコンを遠隔操作できますので、知らない間に
パソコンを操作されている可能性もありますので、接続情報の取り扱いには十分注意
して下さい。
リモートデスクトップは標準では1接続しかできませんので、自分がパソコン使用中に
リモートデスクトップで接続されると接続先に画面を奪われますので、接続時には注意
して下さい。
まとめ
リモートデスクトップを使用すると、自席にいながら離れたパソコンを操作する事が
できるようになりますので非常に便利です。
VPN接続と絡めると、出張等で社外にいるときも社内にVPN接続後、リモートデスク
トップで自分のパソコンへ接続して作業をする、といったことも可能になり、データを
社外に持ち出す必要もなくなります。
(VPN接続環境があればの話ですが。。。)
無駄な移動も減り、仕事の効率もあがると思いますので、もしそういった無駄あると
思う場所があれば、一度試してみてはいかがでしょうか。
少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。
以上、お疲れ様でした!!