どうも、元ダメSEです。
今回はOffice2013、2016、2019の再インストールを簡単に行う方法について
書いていきたいと思います。
この方法を使用すれば、再インストールの際にマイクロソフトアカウントが
不要になります。
（当たり前ですが、プロダクトキーは必要です。）
現在のOfficeでは2013以降インストールメディアが無くなっています。
プレインストールモデルのパソコンであればマイクロソフトアカウントが無くても
インストールできますが、コンシューマモデルOffice(Office Premium等)や、
パッケージ版のOfficeについてはインストール時にマイクロソフトアカウントが
必須となっています。
その為、プレインストールモデル以外はマイクロソフトアカウントはインストール
するのに必ず必要であるので、間違いなく作成していると思います。
逆にプレインストールモデルの場合は、マイクロソフトアカウントがなくても
認証できる為、作成していない事がほとんどだと思います。
通常使用している場合は上記の状態でまったく問題はないと思います。
問題となってくるのは、使っているパソコンが壊れた、もしくは何かしらの原因で
OSの再インストールが必要になった場合です。
ビジネス使用のパソコンの場合、ここで問題になってくるのは、プレインストール版
Officeではマイクロソフトアカウントが不要であるが、再インストールには必須に
なるという事です。
また、コンシューマモデルやパッケージ版の場合、パソコンが壊れた場合や、
OSの再インストールが必要になってくるのは、ほとんどが使用開始してから
数年後であると思います。
その為、いざOfficeをインストールしようとしても当時のマイクロソフトアカウント
情報がわからないのでどうしようという場合が多いと思います。
（この状況に何度も陥りました。。。）
今回の情報はどちらかといえばパソコンの導入屋向けの情報になるかと思いますが、
コンシューマでも同様に適用できると思います。
あくまで再インストール時の作業を簡略化する為の方法になりますので、若干の
事前準備が必要になります。
＜方法＞
この方法では最低1回はマイクロソフトアカウントを作成する必要があります。
2013以降のOfficeのインストール方法として初期値はインターネット接続による
ダウンロードインストールになります。
今回はパッケージ版のOfficeのAccessの画面を例に説明していきたいと思います。
まずマイクロソフトアカウントを作成し、ログイン後にインストール画面を
表示します。
インストールするをクリックします。
次にOfficeをダウンロードしてインストール画面の「その他のオプション」を
クリックします。
Officeをダウンロードしてインストール画面のオフラインインストーラーを
ダウンロードするにチェックを入れ、インストールするをクリックします。
Officeをダウンロードしてインストール画面のオフラインインストーラーを
ダウンロードするにチェックが入っている事を確認して、ダウンロードを
クリックします。
オフラインインストーラーを任意の場所に保存します。
これで次回からの準備は完了です。
これを繰り返し、オフラインインストーラーを集めて行きます。
集めて行くとこんな感じになります。
後は再インストールの際にオフラインインストーラを使ってインストールする
だけです。
プレインストール版でもパッケージ版でも、マイクロソフトアカウントなく、
最初のプロダクトキーで再インストールする事が可能になります。
ただし、1点注意があります。
オフラインインストーラーはバージョンが古い為、令和対応がされていません。
そのまま使用すると和暦表示の場合、令和ではなく、平成XX年と表示されて
しまいます。
その為、一度、コントロールパネル⇒プログラムと機能からオフィスの修復を
実行する必要があります。
詳しくは
pc-network-varioussettings.hatenablog.com
の記事を見て下さい。
以上、Officeの再インストール方法についてでした。
この方法でオフラインインストーラを集めるとかなり再インストール作業が楽に
なると思います。
少しでも誰かの役に立てればうれしいです。
以上、お疲れ様でした！！
