パソコン・ネットワーク設定屋の迷走記

これまでの仕事の内容・トラブル内容・経験からの小技、テクニック、注意点、効率化方法などを書いていければいいなと思ってます。少しでも誰かの役に立ったらいいな。

DELLのパソコンの動きが遅くて使い物にならない!!

どうも、元ダメSEです

 

今回はとあるお客様にてDELLのパソコンの動作が遅すぎて使いものにならないと

連絡があった時のお話しです。

 

どのように原因を切り分けていったのか書いて行きたいと思います。

 

 

結論

壊れかけのハードディスクは激遅になります!!

頻繁にフリーズする。マウスカーソルが砂時計から戻らない場合はハードディスクの

故障を疑いましょう。

 

経緯

事の発端はお客様からのこんな連絡からでした。

 

パソコンを使っているとすぐに動作がものすごく

 遅くなる。

マウスカーソルが砂時計から戻らない。

仕事にならないので早急に何とかしてほしい。

 

という事でした。

 

いつもトラブルはこちらの都合などお構いなしでやってきます。

 

いやいや今からやらないといけない仕事があるんですけどと思いつつ、

迅速丁寧、早期解決がモットー ですので、

早速対応を実施することに。

 

現地調査

現地に入り問題のパソコンを見てみると「Dell OptiPlex 5050 Micro」

というコンパクトタイプのパソコンでした。

 

実はこのパソコン過去に一度、電源は入るがOSが起動しないという現象があり、

マザーボードを交換しているパソコンです。

 

またこのパソコンかと思いつつ、動作確認を行っていると確かに遅い。

 

お前はロースペックパソコンで動いていた時のWindowsNTか、というくらい遅い。

(あくまで当時の個人的な意見ですのであしからず)

 

エクスプローラーを起動するにも1分くらいかかるし、Excel・WordなどのOffice系

プログラムも起動してこない、電源のシャットダウンもできない状況でした。

 

パソコンを見るまでは、OSが破損しているのかと思っていたんですが、状況的に

ハードディスクのエラーの可能性が高いように思いました。

 

ハードディスクのエラーの場合、イベントビューアーにログが残りますので、ログを

確認しようとしまいたが、一向に表示されてこない為、ログが確認できずエラーの

状況が確認できませんでした。

 

現場ではどうすることもできず、一旦入院させる(社内に持ち帰る)ことに。

 

原因調査

Windows上で確認できない為、DELLの診断ツール(内蔵Diagnostics)を使用する事に

しました。

 

<起動方法>

電源投入後にDELLのロゴが表示されている時に、F12キーを押します。

次に表示される画面に表示される「Diagnotics」を選択してエンターキーを押します。

 

そうすると診断ツールが実行されます。

(画面を取り忘れました・・・)

 

何も問題がない場合はエラーなしで終了しますが、今回は下記のようなエラーが表示

されました。

この時にびっくりするくらいの大きな音がでますので、

処理を実行する場所は気を付けた方がよいかもしれま

せん。

<エラー画面>

f:id:Varioussettings:20190602223336p:plain

f:id:Varioussettings:20190602231404p:plain

どうもセルフテストが正常に完了しなかったらしい。

やはりハードディスクが壊れている?

 

まだ保守期間内であった為、DELLのサポートセンターへ連絡しました。

 

www.dell.com

問い合わせ先の電話番号を表示させる為にも手順が必要になります。

(問い合わせ先連絡先くらいすぐに表示してほしいものですが・・・)

※サービスタグ又はDell EMCのProduct IDが必要になります。

※複数枚の写真からお題に沿った写真を選ぶ画面が表示されます。

※症状にあった項目を選択します。

やっと連絡先電話番号が表示されます。

電話を掛けるとさらにエクスプレス・サービス・コードの入力を求められます。

※パソコン本体に貼ってあります。

(さすがDELL。修理の連絡を受けないつもりなのかというくらいメンドクサイ。) 

 

何はともあれ、DELLテクニカルサポートへ連絡しました。

担当者にハードディスクが壊れていると説明した所、何を持って壊れていると

判断しましたかと聞いてきましたので、Diagnoticsを実行してエラーが出ました、

CodeはXXXですと説明するとすんなり修理の手配の手続きを進めてくれました。

 

おそらくこの時にDiagnoticsの診断テストを実施していないとすんなりとは受け付けて

くれないと思いますので、DELLに修理の依頼をする場合は可能な限りDiagnoticsを

実行してから連絡するようにしたほうがよいです。

(電源が入らない、BIOSも起動できない等は別ですが)

 

先に交換用部品が送られてきて、後日サービスマンがオンサイトで修理をしてもらう

という流れで今回は修理しました。

修理内容もハードディスクの交換だけでなく、OSの再インストール、ドライバの

インストールまでやってもらえました。

 

修理を依頼するまでは非常にメンドクサイですが、修理を依頼してからの手配は早い

ので、対応としては悪くないと思います。

(サービスマンの当たりはずれはありますので、それは来てみないとわかりません 

 が。。。中には待ち時間にスマホでゲームしてる人とかもいますからね

 

今回はハードディスクが原因でパソコンの動きが遅くなるという話でした。

どうも最近動きが遅い、シャットダウンができないなどあれば、ハードディスクの

故障を疑ってみて下さい。

 

少しでも誰かも役に立てればうれしいです。

 

以上、お疲れ様でした!!

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